『日本古典文学総復習』69『初期俳諧集』70『芭蕉七部集』
この「日本古典文学総復習」も今年最後となる。今年の1月10日に「万葉集」から始め、もくろみでは100巻であったが、以下の二冊で70巻である。ま、よくここまで来たなと思っている。ただ、ここに来て右手一手でタイプしていて難儀...
この「日本古典文学総復習」も今年最後となる。今年の1月10日に「万葉集」から始め、もくろみでは100巻であったが、以下の二冊で70巻である。ま、よくここまで来たなと思っている。ただ、ここに来て右手一手でタイプしていて難儀...
また、時間が空いてしまった。今度は江戸期における和歌の世界である。ただ、あまり興味を引くものではなかった。ここはその概要にとどめておくことにする。 『近世歌文集上』 以下21編が収められている。 『春の曙』 烏丸光広著 ...
この「日本古典文学総復習」、ここのところ滞ってしまった。前回から一ヶ月を経過してしまった。当初の計画では一年間で100巻を読破する予定だった。しかし現在66巻目を読んでいる状態。しかも今日は11月末日。なんとか70巻まで...
『本朝一人一首』を読む 今回は江戸時代の漢詩。 漢詩は本来中国古典の詩であることはいうまでもない。しかし日本文学において独特な位置を占めるジャンルでもある。いわば外国の詩を日本人が作るという作業が古来近代に至るまで多くの...
この巻はいずれも民謡集だ。民謡は歌謡の一種だが、これまではあまり文学史の表舞台には登ってこなかった。しかし歌謡は古くから存在していた。記紀歌謡は古事記・日本書紀に収録された歌謡を言うが、短歌より古くから存在していたものだ...
大分この古典文学総復習、滞ってしまった。読書の秋というより、行楽の秋でなかなか自宅で落ち着いていられなかったためだ。 しかしやっと江戸初期の面白い古典について書けることととなった。江戸時代はもっとも興味ある時代だ。文学に...
『太閤記』を読む この日本古典文学総復習、ここのところ滞ってしまった。いい季節になって「読書の秋」というけれど、どちらかというと「行楽の秋」で出かけることが多くなったのも原因の一つだ。ただ、この『太閤記』を前にしてあま...
前回「能・狂言」を取り上げたが、今回は幸若舞(こうわかまい)の本。幸若舞は「能・狂言」と違って、今やほとんど消滅してしまったものだが、当時は能よりも一般に支持されていたもので、むしろ能に先行する曲舞であったらしい。この...
ここで「能・狂言」が登場する。この「能・狂言」は現代でも演じられている演劇の一種だ。室町時代に大流行した物だ。演劇だから文学としては戯曲と言う事になる。しかし、現代の戯曲のようにまず書かれて、それを演出家が演出し、舞台...
日本文学には和歌とは若干の違いを持つ「歌謡」というジャンルがある。古くは「記紀歌謡」と呼ばれる「古事記」や「日本書紀」に引かれているものがある。新しくは「歌謡曲」ということになろうか。ただ、この「歌謡」はこれまで和歌ほど...