日本古典文学総復習続編21『芭蕉句集』
はじめに 今回は芭蕉です。この総復習続編もようやく江戸時代に入った。 実は前回の新日本古典文学大系を使った総復習でも芭蕉は取り上げている。以下である『日本古典文学総復習』69『初期俳諧集』70『芭蕉七部集』。これは芭蕉の...
はじめに 今回は芭蕉です。この総復習続編もようやく江戸時代に入った。 実は前回の新日本古典文学大系を使った総復習でも芭蕉は取り上げている。以下である『日本古典文学総復習』69『初期俳諧集』70『芭蕉七部集』。これは芭蕉の...
東明雅氏の著書に『芭蕉の恋句』というのがある。岩波新書の一冊で、初版はもうだいぶ以前に出たものだが、ハードカバーで再販されている。中身は読んでもらえばわかるのだが、芭蕉の句をあくまでも俳諧の一部として読むというコンセプト...
はじめに 今回は親鸞の言説。これを文学と言えるかどうかだが、現在でも評価の高い僧侶であり、その言説といえるから、ここに収められているのはそれなりの根拠があるのだろう。小生も、年少の頃より私淑してきた思想家がこの親鸞を高く...
はじめに 今回は『説経集』である。 こう言われてピンとくる人は少ないと思う。日本古典文学の中でもいわば忘れられた存在だ。 この「説経」、元は「説教」とも書いたらしいが、現在ではこの「説教」と「説経」ではニュアンスが異なる...
はじめに 今回はそれほど間が開かなった。 小冊子だということもあるし、今月は久しぶりに遠出する予定がないということもあった。 さて、今回は『無名草子』を取り上げる。前回に続いて評論的な古典だ。時代はやや戻るが、前回が世阿...
はじめに また随分間が空いてしまった。前回のアップが6月だったから、なんと4ヶ月を要したことになる。どうも他のことが忙しく古典に向き合うのが疎かになりがちだ。しかしようやく暑さも収まり秋の気配が濃厚になってきたので取り組...
はじめに 「月に柄をさしたらばよきうちはかな」 この句、予備知識なしでどう思われるだろうか。「実にいい句だ」「いや子供の句だ」「ふざけているんじゃない」などなどいろいろあるだろう。しかし、実はこの句、文学史上大事な句であ...
はじめに いよいよ書かなくてはいけなくなった。 ずいぶんとサボったものだ。前回が確か2月だったからもう3ヶ月を要してしまった。 何も取り組んでいないなかったわけではない。実際に読んではいたし、周辺も調査しメモをとっていた...
今回は連歌集。 はじめに さて、俳句といえば知らぬ者はいないはず。昨今もテレビ等でも取り上げられ、またまたブームのようだ。 しかし、その祖父に当たる連歌は全くと言っていいほど陽があたらない。一般だけでなく、文学史において...
はじめに またまた間が空いてしまった。前回が6月初旬だったから、また丸四ヶ月空いてしまった。その間別段忙しかったわけではなかった。ただ、なんとなくきっかけが取れず、この上下2冊を積読したままにしてしまったのだ。だが、ここ...