『日本古典文学総復習』72『江戸座点取俳諧集』
『江戸座点取俳諧集』 「俳句」と言えば、知らない人はいないはずだ。現在でも「俳句」をたしなむ人は多い。しかし、この「俳句」がもともと「俳諧」を親としていたことを知っている人は多くない。「俳句」は単独で詠むものだ。しかし...
『江戸座点取俳諧集』 「俳句」と言えば、知らない人はいないはずだ。現在でも「俳句」をたしなむ人は多い。しかし、この「俳句」がもともと「俳諧」を親としていたことを知っている人は多くない。「俳句」は単独で詠むものだ。しかし...
『元禄俳諧集』 年が改まって、暮れに続いて俳諧集3冊。先ずはこの『元禄俳諧集』。俳諧は元禄期に入って、いわば爆発的に流行する。すでに前回見たように芭蕉という天才が現れたのもその遠因の一つだろうが、芭蕉の俳諧とは趣を異にす...
この「日本古典文学総復習」も今年最後となる。今年の1月10日に「万葉集」から始め、もくろみでは100巻であったが、以下の二冊で70巻である。ま、よくここまで来たなと思っている。ただ、ここに来て右手一手でタイプしていて難儀...
また、時間が空いてしまった。今度は江戸期における和歌の世界である。ただ、あまり興味を引くものではなかった。ここはその概要にとどめておくことにする。 『近世歌文集上』 以下21編が収められている。 『春の曙』 烏丸光広著 ...
この「日本古典文学総復習」、ここのところ滞ってしまった。前回から一ヶ月を経過してしまった。当初の計画では一年間で100巻を読破する予定だった。しかし現在66巻目を読んでいる状態。しかも今日は11月末日。なんとか70巻まで...
『本朝一人一首』を読む 今回は江戸時代の漢詩。 漢詩は本来中国古典の詩であることはいうまでもない。しかし日本文学において独特な位置を占めるジャンルでもある。いわば外国の詩を日本人が作るという作業が古来近代に至るまで多くの...
さて、今度は古いネットブックの復活だ。 これはEPSONのNa01-miniというものだ。もともとXPが入っていた。 最終的には以下の様にした。 ディスクをもと使っていたSSDに変える。 LinuxのUbuntuを入れる...
最近はもっぱらMacBookAirでドキュメントを書いたり、WEB開発をしている。後はiPadでネットを見たり音楽を聴いたり、写真を撮ったりで、すっかりMac派に成ってしまった。しかし、家にはWin7が動いているデスクト...
この巻はいずれも民謡集だ。民謡は歌謡の一種だが、これまではあまり文学史の表舞台には登ってこなかった。しかし歌謡は古くから存在していた。記紀歌謡は古事記・日本書紀に収録された歌謡を言うが、短歌より古くから存在していたものだ...
大分この古典文学総復習、滞ってしまった。読書の秋というより、行楽の秋でなかなか自宅で落ち着いていられなかったためだ。 しかしやっと江戸初期の面白い古典について書けることととなった。江戸時代はもっとも興味ある時代だ。文学に...