『日本古典文学総復習』62『田植草紙』『山家鳥虫歌』『鄙廼一曲』『琉歌百控』

この巻はいずれも民謡集だ。民謡は歌謡の一種だが、これまではあまり文学史の表舞台には登ってこなかった。しかし歌謡は古くから存在していた。記紀歌謡は古事記・日本書紀に収録された歌謡を言うが、短歌より古くから存在していたものだ...

『日本古典文学総復習』61『七十一番職人歌合』 『新撰狂歌集』 『古今夷曲集』

大分この古典文学総復習、滞ってしまった。読書の秋というより、行楽の秋でなかなか自宅で落ち着いていられなかったためだ。 しかしやっと江戸初期の面白い古典について書けることととなった。江戸時代はもっとも興味ある時代だ。文学に...

頭ヶ島天主堂

五島列島の教会を訪ね歩いて

私はキリスト教徒ではない。宗教とは無縁の人間だ。「無縁」というのは正しくないかもしれない。正月には地元の神社に初詣に行き、父母の葬儀は仏教で行った。確か結婚式はキリスト教式だった。ようするに宗教に対して「いい加減な」人間...

高井旅教会

五島列島教会旅

ひょんなことから五島列島に行くことになった。まずは長崎に飛んで軍艦島を見学する予定だったが、あいにく海が荒れていて上陸できないということで長崎の街を歩いた。実に暑かった。見所は大浦天主堂。その後五島に渡ってももっぱら教会...