成島柳北「柳北奇文」を読む10

富鬼の説(明治9年10月27日)

久しぶりの柳北について書く。

今日は朝から雨で何となく活字に向かいたくなる。梅雨だから雨が降るのは当たり前。雨の日は雨の日でいいとしよう。日々是好日なんだから。

さて、「「柳北 奇文」を読む」はここで前編終了となる。ここもテーマは同じ。新時代になって大手振って歩く出世した田舎侍への痛罵である。

人間貧しくなると鬼と化すというが、いやいや富める者でも同じ。やはり鬼と化している。

「ただ金を拝す者を貧鬼と言い、ただただ女を漁するを色鬼と言い、金の使い道を知らず、ただ蓄えるばかりの者を呆鬼と言い、偉そうに振る舞い権謀術数をもって出世を願う者を姦鬼と言う」

これが富鬼である。そして、

「この四鬼は皆官鬼の種族にして青天白日道路に横行する者、豈貧鬼の破扇敝屣(ハセンヘイシ、破れた扇にぼろぼろの靴)悄々乎として陋巷に出没に比ならんや」

と言うようにほとんどが官吏であり、その数が多いとする。

実はこの文章、色々とその連中の行動が面白く描かれているんだけど、なかなか上手く紹介できない。(勉強が足りないというか、教養がないというか。)ただ、中身は未だに通用するものだ。お金は大事だ。誰もがもっといい生活をしたいと願い、お金を稼ごうとする。これは当たり前だ。ただ、これがある程度達成できても、止まることを知らず、もっともっとと思う。人間の業ですかね。

しかし柳北は簡単に言えば、東京を闊歩する薩長の田舎侍が嫌いで嫌いでたまらないということです。

 

Windows10へのアップグレードについてまとめ

はじめに

無償Windows10へのアップグレードの期間が2ヶ月を切った。そこでこの件についてサイト上の情報や経験も含めまとめてみた。
実は5月になってマイクロソフトは自動アップグレードという暴挙?にでた。何もしなくても自動アップデートを設定していると、いつの間にかWindows10へのアップグレードが実行されてしまうという現象が起こっている。実際我が家でもかみさんのPCで起こった。すぐに戻したが、娘のところのPCは一ヶ月を過ぎたところで言ってきたので戻すことができず、しかもこれが原因かどうかはっきりしないがさまざまな不具合がおき大変なことになった。結局はいろいろやって修理したのだが、同様に苦労されている方も多いと思う。そこで、現状での対策についてまとめてみた。

OS(オペレーティングシステム)のアップグレードは大変なことなのだ

パソコンを動かす基本ソフトであるOSと呼ばれているソフトを大きく変えるということは大変なことだということを先ずは認識するべきだ。これによって動かなくなるアプリもあれば、デバイスもある。パソコンで使うソフト(アプリ)やデバイス(プリンタとかディスプレーや通信機器等)はすべてプログラムで動いている。しかもそのプログラムはOS(オペレーティングシステム)を使って、その仕様に基づいて作られているからだ。
つまりOSを変更すると動かなくなる可能性があるということだ。

先ずはどうする(調べる)

先ずは今使っているパソコンがWindows10に対応しているか調べることだ。もし自動でアップグレードされてしまい、何らかの不具合が起きた場合も調べておく必要がある。基本的にWIN7以降であればOKと思われがちだが、かならずしもそうは言えない。どう調べるか?メーカーのパソコンを使っている人がほとんどだろうから、メーカーのサイトでWindows10に対応するか情報を得ることができるはずだ。

次は転ばぬ先の杖を作る(リカバリーディスクとバックアップ)

ここはちょっとハードルが高いのだが、今使っているPCのリカバリーディスクを用意することとデータをバックアップすることだ。元々リカバリーディスクが添付されているPCが意外とすくなくなっているが、あればいいが、なければリカバリーディスクの作り方が資料としてあるはずだ。資料がなければこれもメーカーのサイトで調べよう。もう一つはデータだ。これは外付けのHDDを用意してコピーしておくのが手っ取り早い。SSDの(小型の)外付けHDDは最近かなり安くなっているので大容量のものを購入しよう。(将来的にも使い続けられる)また、パソコンがまったく動かなくなってしまった場合でもHDDさえ生きていればデータは救い出せることも知っておくべきだ。(この件ついては別の記事)

転ばぬ先の杖を作る2(ソフトウエアとその情報の記録)

ここで忘れてはならないのは今使っているソフトウエアの導入媒体(CDやDVD)、それにその情報の管理だ。初期状態に戻すのがリカバリーだが、その後に導入したソフトウエアは戻らない。再び導入しなくてはいけない。そこでこれが必要となる。特に大事なのはそのプロダクトIDやメール等でのパスワードだ。特にマイクロソフトの製品(OSも含め)はプロダクトIDが大事だ。これさえあれば媒体がなくとも何とかなる可能性があるからだ。もしわからなければ調べてみる。(調べる方法はネット上に情報があるので省略するが「プロダクトID 調べる方法」と検索すれば出てくるはずだ)ともかくこうした物や情報をそろえて置くことが大事だ。

ここからはケースによって対応が違う

  1. Windows10へのアップグレードをして、快適に動いている場合
    問題ないですね。ハッピーです。Windows10は8.1より使いやすくできていますからいいです。ただ、上に挙げた「転ばぬ先の杖を作る」は実行しておくといいです。
  2. Windows10へのアップグレードが行われて一ヶ月以内の場合
    戻すことをお勧めします。戻す方法についてはネットで検索すれば出てきます。実は一回無償アップグレードすると、後日(無償期間が終了した場合でも)無償でアップグレードできるからです。(ということは一回はやっておくべきことになります。)そしてアップグレードへの促しを拒否します。この方法ついては検索で「「Windows 10」の更新通知の非表示・削除・アンインストール方法」とか入力して調べてください。
  3. Windows10へのアップグレードが行われて一ヶ月以降で何らかの不具合がある場合
    これが問題です。基本的にリカバリーすべきです。これには「転ばぬ先の杖を作る」が必要です。これがない場合はしてはいけません。先ずは「転ばぬ先の杖を作る」、特に2で書いた点を用意してください。

Windows10へのアップグレードはクリーンインストールで

実は現状のPCのまま、OSを入れ替えるというのは至難の業。マイクロソフトはいつもこうした十字架を背負わされていて気の毒な気もするが、ともかく不具合が起きやすいのだ。そこで、何らかのトラブルが起きた場合ややはりアップグレードしたい場合は、パソコンをまっさらにしてWindows10を導入するのがお勧めだ。その方法についてはこれまで実際に娘のパソコンで実施したことを書いてきたが、ここではなるべく汎用的に書いてみる。

  1. 「転ばぬ先の杖を作る」を実行
  2. リカバリーを実行(その際HDDをまっさらにして行う)
    メーカーによってリカバリーの方法がまちまちだろうが、HDDの初期化というオプションがあるはずなのでそれを行って実施する。8.1などのOSのディスクを持っている場合は当然だが、CDなりDVDなりのディスクを入れてパソコンを起動して実施する。
    この際ネットワークに接続できること、DVDに書き込みができるドライブがあること、もしくはUSBで起動できるパソコンであることが条件になる。(そもそもこれがない場合はWindows10にするべきではないPCといえます。)
  3. マイクロソフトの以下のサイトに行ってプロダクトIDディスク作成ツールをダウンロードして実行
    https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
    ここにあるツールをダウンロードして(「ツールを今すぐダウンロード」をクリック)実行する。
    このツールではisoファイルという特殊なファイルをUSBかDVDに焼くように促されるのでどちらかを選んで実行する。すなわちこのisoファイルがWindows10のインストールディスクだ。
  4. 今度は作成したWindows10のインストールディスクでパソコンを起動
    (デスクトップなどはネットワークアダプタ等をつないでおくことも肝心)そうすると先ずはプロダクトIDの入力画面となる。実はここは入力しない(すなわち「持っていない」を選択)でもかまわないという情報がネット上にあったが、自分の場合導入後うまく認証ができなかったので、今使っている8.1などのプロダクトIDを入力する。あとはHDDの初期化は行わず、しかしデータとは残さないオプションを選んでいけばいい。
  5. Windows10のインストールができたら「設定」のところの「セキュリティ」設定のところで認証を確認する。また、エラー表示が出ないかしばらく確認しておく。
  6. 問題がなければ使用しているソフトウエアを導入していく。

win10のクリーンインストールは終わらなかった

実は前の記事で無事win10のクリーンインストールは終了と思ったが、落とし穴があった。認証がうまくいかなかったのだ。インストール後認証されているか確認したところ、認証されていなかった。インストールのはじめにプロダクトIDを入力する部分があるのだが、ここは「持っていない」を選んで進めて構わないということで、後から認証されるとのことだった。

結局もう一回DVDで起動してインストールをする羽目に。ただ今回は大量のデータを移しているので、HDDの開放はしないで、最初の認証場面でwin8.1のプロダクトIDを入力して行った。こうしてインストールするとちゃんと認証されていた。ネット上の情報で行ったが落とし穴であった。

しかしこうするとwindows.oldというフォルダができて古いものが残る。これも嫌なので色々言われたが、思い切って削除した。これでスッキリかな?

アプリを入れる前でよかった。

win10について再び

その後

前回に書いたとおり、大変なことになったが結局はデータを抜き出して、8.1をクリーンインストールすることにした。実はMacBookでWINを使おうと8.1のディスクを購入してあった。ただ、MacでのWinは必要なくなったので取り除いてしまっていたのを思い出して、やってみたのだ。
(その前にまずはマザーボードのボタン電池を交換した。時計が狂っていたからだ。ただし、BIOSの設定で時刻を直しておく必要がある。)

最初からのインストールだから、HDDもすっかり領域解放してやり、すっきりとインストールできた。

Win10のインストールメディアを作成

さて、またぞろアップグレードしろとか言ってくるに違いないので、ここからまたwin10にクリーンインストールを試みる。

これにはマイクロソフトが提供しているツールを使う。win10のインストールメディアが作れるツールだ。以下のサイトにアクセスする。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

ここにあるツールをダウンロードして実行する。
その中のオプション
「他のPC用にインストールメディアを作る」を選択。
さらに「isoファイルダウンロード」を選択する。これはちょっと時間がかかる。
あとはこのファイルをDVDに焼く。

Win10のクリーンインストール

さて、今度はこのメディアでブートしてインストールを始める。
ここで、データを残す選択をしないで、カンスタムインストールを選ぶことが大事だ。
要するにここでもHDDをまっさらにしてからインストールする。
これは難なくできる。

データを戻す

これが実は大変。なんと47,000個以上のファイル、130Gもあるからだ。なんと娘は写真が趣味だからやたらとHDDに入れていた。取り出すのも大変だったが、戻すのも大変だ。この辺りは考えておくといい。要するに外付けのHDDがかなり安価になっているからこれからは全て外に入れておくことだ。そうすればこんなことにならない。

後はアプリのインストール

これについてはネット上にあるものはいいが、そうでないものはメディアやプロダクトID等をきちんと管理していないといけない。パスの管理も同様だ。パソコンはいつ何時イカれるかわからないからだ。そうでなくとも何年かに一度はクリーン再インストールが必要だからだ。

皆さんもお気をつけください。

win10へのアップグレードは罪作り2

昨日書いた話題を再び。

無事HDDのデータをコピーできたので、HDDを戻し、電源も問題ないようなので元のPCを動かした。一見何の問題もなく動いているようだったが。

なんとユーザーのフォルダが全て読み取り専用になっていた。これではアプリのデータが書き込めないので例えばchromeが動かない。ネットで見てみるとあるあるこの現象が。わかっている人は読み取り専用を解除すればいいけれど、これがなかなか一筋縄でいかない。

全く困ったものだ。元の7にクリーンインストールするしかないと。これはこれで大変。ほんと罪作り!

久しぶりにPCの話題

WIN10へのアップグレードは罪作り

古いPCにいきなりWIN10を入れられると様々な不具合がおきますね。娘のところのデスクトップパソコン、6年前に購入したものですが、WIN10にしてしまい不具合が起きました。途中で電源が切れてしまうのです。それまではこんな事象はなかったそうです。

一ヶ月以上経ってから言ってきたので戻せない状態です。なんで一ヶ月以上たつと戻せないか訳がわかりませんがそうなんで仕方がない。そこで親父の出番となりました。

Linuxでbootしても電源が落ちる

そこでまずはハードディスクにある大量のデータ、特に写真データをすくい出さなくてはと言うことで、LinuxのDVDで起動して外付けHDDにコピーしようと目論みました。しかし、bootはで来たもののやはり途中で電源が落ちます。これはいかんということで我が家にやってきました。

SATA →USB変換装置を使って別のPCに接続

世の中には便利なものがあります。内臓のHDDを取り出して、USBでつなぐための変換ケーブルです。サンワサプライから出ているものはSATAばかりかIDEにも対応しているし、電源にスイッチが付いているので安心です。

ファイル 2016-05-23 9 35 00
ファイル 2016-05-23 9 09 01
ファイル 2016-05-23 9 09 31

まずはHDDを取り出して、この装置に接続して別のPCに接続。即コピーと行きたいところですが一応チェックディスクをかけます。しかしこれが大変めちゃくちゃ時間がかかります。

本体の電源をチェック

さて、こんなに頻繁に電源が落ちるので、これはもう電源に異常があるのではと考え娘にもそう言っていたのですが、一応確認をすることに。これには電源チェッカーを使います。ずいぶん前に買ったもので、古いPCの修理に凝っていた頃のものです。さて、繋いでみると全く異常はない結果。はて、一体なんだろう。

ファイル 2016-05-23 9 10 04

PCが途中で落ちるのは電源の不具合ばかりではなく、(むしろこの方が少ないかも)メモリー異常が関係している場合があるよう。また、HDDの損傷も関係があるかもしれない。これまでその症状がなかったのに、WIN10を入れた途端に起きたとしたら、とんでもない話ですね。

MSは何を考えているのやら

そういえばうちのカミさんが使っているPCも朝起きたらWIN10になりかけていた。これは自動更新を設定しているためだけれど、それで不具合が起きたらほんと問題ですね。ちなみにこの投稿Macで書いています。娘もMacにしたいと言っております。チャンチャン。

 

wordpressで画像を並べる

wordpressで画像を並べるには「ギャラリー」という機能を使えばいいのだろうけど、このギャラリーはもう一つだ。
例えば、タイトルと説明をつけた画像をならべて、その説明にリンクを貼るといったことをしたい場合やはりhtmlとcssの出番となる。
それにはcssを登録してやらなければならないが、それを簡単に登録できるプラグインを先ず入れておこう。Simple Custom CSS というプラグインだ。
これはインストールすると「外観」の所に出てくる。そこを起動して、あらわれた画面にcssのコードを書いて、updateボタンを押してやるだけで反映する。
では、やってみよう。
記事は「テキスト」を選んで、以下を記述する。

そしてdtの「タイトル」の前に「メディアを追加」でimgを入れる。

ここではdl環境を使う。これはとても便利でtable環境より柔軟性があってレスポンシブにも対応しやすい。(この件については以前書いた。)
要するにdtに画像とそのタイトルをおいて、ddにその説明文を置く。その上でそのdlを一つのボックスのようにして、floatで並べるという方法だ。

cssは以下だ。これを先ほどのSimple Custom CSSを起動して現れた画面に書いて、updateボタンを押してやる。

実例は以下のようになる。

ファイル 2016-04-12 14 26 13タイトル
説明1
説明2
ファイル 2016-04-12 14 25 30タイトル
説明1
説明2
ファイル 2016-04-12 14 24 52タイトル
説明1
説明2

ただしここでしっかりそろえるには画像の縦横比が全て同じでなければならない点だ。

栗の木で一輪挿しを作ってみた1

知り合いの父上の木工展に行って触発されて、庭に放置してあった蓼科の山荘からもらってきた鉈で割った栗の木で一輪挿しを作ってみた。その報告。

栗の木薪ではない!
栗の木の切れ端。これは友人の蓼科の山荘で伐採した栗の木の枝や、鉈ですでに割ったもの、それにチェンソーで板のようにしたもの。以前にもらってきて何かに使えるんじゃないかと放置してあったもの。木工展で見た一輪挿しはとても素晴らしく漆がかけらていたが、その造り方が参考になった。暇ができたので一つこれを使ってやってみようということになった。

細い木を鉈で割る
細い木を鉈で割る。試しに細い切れ端から鉈を入れてみる。なかなか真ん中で割るのは難しい。しかしなんとか一本は真ん中近くで割れる。これは鉈を一気に入れて割るのが大事だ。あとでつないだ時に自然に接着できるからだ。ノコで切るとこうはいかない。うまいことを考えたものと感心する。鉈を入れた部分は切り落としておく。

畔挽きで切れ目を入れ
畔挽きで切れ目を入れ。溝を彫る時のガイドとして一応畔挽きノコで切れ目を入れておく。初めから鑿でやればいいのだろうけど、また本当は丸い刃の鑿でゆるのがいいのだろうけど、切れる丸鑿がないので、こうした。穴は別段丸くなくてもいいから。

ファイル 2016-04-12 14 26 44
溝をのみで掘る。栗の木は硬いと言うイメージだが、意外に掘りやすい。生木ではなく、もう伐採から2年は経っているのである程度は乾燥しているが、それでも掘りやすかった。のこでの切断も比較的容易だった。いい材だ。

ファイル 2016-04-12 14 26 29
割った材を接着。これで完成。塗装もぜず素朴に。実は汚ないままの状態でやっていたのがかえって雰囲気がよかったのでそうすることに。ただ問題は水を入れた時に木だけに水が本体に沁みて行ってしまうことだ。中だけ塗料を塗るか、ボンドを塗ってやるか。これはあとで考えることにする。

久しぶりに木工の話題

息子のところに二人目の娘が誕生。そこで簡単子供椅子の注文。このところNPOで忙しかったけど、今月の第1週暇ができたので取り組んだ。

構造は簡単だし、以前にも作ったことがあるのでそんなに時間はかからないと思ったのだが、材料の加工が大変だった。今回の材料は手持ちの欅の板。5年前ぐらいに伐採され、丸太から厚板、そして20ミリの板にしてもらって置いてあったものだ。これを寸法通りにいわば直方体にするのが大変。秦野のふれあいセンターに行けば、大型機械で訳なくできるのだが、往復3時間を惜しんで、手持ちの道具でやってみた。その顛末。

ファイル 2016-03-09 8 48 27

 

材料の欅の板。まだ白太も付いているしやや反っている。これを手鋸で切断する。しかし、腕がないから正確に切れない。鋸刃は硬木用を使う。

 

ファイル 2016-03-09 8 49 19ファイル 2016-03-09 8 50 28

 

そこでトリマーが登場。フラッシュビットを使って、直角を決めていく。

 

 

ファイル 2016-03-09 8 51 23ファイル 2016-03-09 8 50 58

 

なんとか直方体ができる。トリマーの威力はすごいが、なにせウルサイのが難点。それと材がある程度の大きさがあればできるが小さいと抑えがうまくいかず難しい。

 

ファイル 2016-03-09 8 52 39

 

こうしてできた材料を椅子の形に加工。子供椅子だから丸みを付ける。また、座る部分は溝を掘って、組み立てることに。これは材がまだやや反っているためだ。ここでもトリマーが活躍。

 

ファイル 2016-03-09 8 53 15

 

組み立てはボール紙で作った型紙に合わせる形で行う。座る部分にやや傾斜をかけているので一点を仮止めして、そこから止めていく。ボルト締めなので慎重にやる。ガタの原因になるので左右をきっちり合わせないといけない。ダボ穴も開けておく。下穴を掘ってから行う。

 

ファイル 2016-03-09 8 53 41 ファイル 2016-03-09 8 54 04

 

塗装をするかどうか迷ったが、最後はオイルをかけて完成。ただ、しばらく放置しないとオイル臭さが抜けないので納品はまだ。