久しぶりの木工の話題

ここのところ木工を続けて行った。fbで紹介しているがティッシュケースはそれなりに難しかった。要するに箱を作るのは難しい。
ここはそれより難度が低いトレーについて作成過程を記録する。
材料は例によって杉の大木の端の柔らかい板。実に木目が美しい。もう一つは枠に使う檜の細板。これは外に置いてあったので表面が焼けているもの。

杉板の加工は単に長方形にカットするだけだから簡単。ただ「うづくり」仕上げにする。
問題は外枠の加工。カンナがけした薄板を杉板を貼るための溝を作る。本当はトリマーで完全な溝にすればいいが、どうもトリマーは使いたくない。(電動工具は怖いし、セッティング面倒なので)そこで畦引きノコと薄い縦びきノコを使って簡易なものにする。

さらに手を入れる部分を作る。ドリルで穴を開け、欄間用ノコでくり抜く。

これで材料の加工は終了。

あとは組み立てだが、コーナーの部分が相変わらず難しい。溝の切り方も関係して、かなりの補填が必要となる。結局ここが肝心か。要するに誤魔化しを行う。これで一応完成。あとは塗装。今回は透明なウレタン塗料を使った。抗菌で安全性が高いものを選んだ。

以上。2024.12.25

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