平家ハ、アカルイ

何ですかこれ?
これは太宰治「右大臣実朝」中の文言。このあと「アカルサハホロビノスガタデアロウカ」とある。
「明るさ」は「滅亡」の姿
なかなか言えない言。
肝に銘じましょう。この言葉。
太宰はこの作品を戦時中に書いています。素晴らしい作品。何度読んでもいい。
今回はKindleで読みました。

Kindleは青空文庫のおかげで、著作権の切れた多くの作家や思想家の全集(完璧ではないけど)を出しています。
老眼の人はいいよ。

これをきっかけに小林秀雄「無常といふ事」、吉本隆明「源実朝」も再読。
「新古今和歌集」も枕元に。

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