久しぶりにPCをいじった。これまでもHDDをSSDに変えたり、メモリーを増設したり、OSを変えたりしてきた。そうだ電源も変えたっけ。
しかし今回は根本的な改造だ。マザーボードとcpuを変えようというわけだ。これはマイクロソフトの陰謀に負けたということによる。つまり今使っているデスクトップのPCは実に根本は二十年前のものだから、Win11にはバージョンアップできないからだ。
ま、新しいPCを購入する手もあるのだけど、そこは昔とった杵柄ということで思いっきりcpuを変えてしまおうと思ったわけだ。しかもcpuをIntelからAMDに変えるという、ちょとした冒険だ。ということでこれが結構大変だった。
かなり腕が鈍っていたというか、歳をとってしまったからというか、結構単純なミスが重なって実に三日間を要してしまった。その顛末をここに記録しておこうと思う。PCを改造する初心者さんにはこの小生の失敗談が参考になるのかもしれない。
用意したのは写真の3点。マザーボード、cpu、メモリー8G2枚(すでに装着)しめて約26,000円アマゾンで購入。安いよね。

新しいマザーボードにcpuとcpuファンを装着その他も全てつなぐ。

これで動けば、なんでもないのだが。ここからが大変なことに。順を追って振り返る。
- なんと電源が入らない。どうして?
- 実はこのPCの電源の扱いは慎重にしなくてはいけない。もちろん分解は電源を切り、ケーブルも抜いて行うのは常識だからそうした。
しかし、どうも放電し切れていなかったようだ。そこで前に電源を変えたときに購入した電源テスターを引っ張り出し、チェックをした。
すると数回のチェックで通電した。
- 実はこのPCの電源の扱いは慎重にしなくてはいけない。もちろん分解は電源を切り、ケーブルも抜いて行うのは常識だからそうした。
- しかし、モニターには何も表示されない。どうして?
- そこでなんとPCを元に戻すということやった。そこで元のPCは動いたので電源は生きているのがわかった。
そしてそこでわかったのがcpu補助電源を刺していなかったということだ。旧PCのマザーボードでは4個口、新PCは8個口なのだ。
再び全てセットをし直すことに。これが全てを刺し直すのだから大変だ。
- そこでなんとPCを元に戻すということやった。そこで元のPCは動いたので電源は生きているのがわかった。
- やっと動き、bios画面が登場した。しかし、cpu fan エラーの表示が。どうして?
- これが大変。cpu fanはcpu付属のものを使ったが、これが中々の代物で、バネ付きのネジがうまく止まらないのだ。これが原因と思い、悪戦苦闘した。ネット上の記事でもはめにくいことが書かれていた。それを参考にファン部分とヒートシンク部分を外し、マザーボードの裏にあるパネルを抑えてなんとかネジ留めした。ワンタッチでつけられるタイプのものもあるのでそれを購入して使うのがいいと思う。やっとしっかり装着できたようだ。それとこの過程で判明したのが、cpu fanのコードの差し込み口が違っていたことだ。なんということだ!
- それでもwindows10は起動しない。どうして?
- これができないと本当に面倒なことになる。やはりマザーとcpuを変えると無理なのか?しかしBIOS画面で古いSSDは認識している。しかしBOOTできるデバイスはないと言われている。これは設定があった。認識されたSSDをBOOT可能としなければならなかったわけだ。やれやれこれでやっと見慣れた画面が現れた。
見慣れた元の画面!実はマザー・cpu・メモリーはすっかり代わっているのだけどね。これで「目論見」通りになりました。
いやいや大変でした。ここで反省点。わかったつもりでやるのではなく、一つひとつ慎重にマニュアルをしっかり読んでやることですね。歳を食ったなって感じが否めませんでした。今後は新しいBIOSについてしっかり学んで、その上でウィン11にUPします。間に合うかな?では。


