木工ではないけれど、製本を久しぶりにやったので報告
ある学校の司書の方から製本についての話題があったことと、iPadのカバーが老朽化したこと、
かみさんがKindleを使うようになって、カバーを欲しがったことなどがあって、久しぶりに製本をやることになった。製本は以前随分取り組んでいろいろ作品?もあるんだけど、ここのところご無沙汰だった。中身は本ではないが、その技術をつかってKindleのカバーを作った。
先ずは布を裏打ちする。ガラス板に湿らせた布を裏を上にして皺なく貼り、その上に薄いのりをつけた和紙を貼り付けて乾燥させる。乾くと布が紙のようになって加工がしやすくなる。
ボール紙を表裏の2枚と背の部分を用意し(もちろん厚さ等は正確に測って)、折れる部分に溝を開け、補強にカンレイシャを貼り付けておく。
それを乾燥した裏打ちした布の貼り付ける。ここはボール紙のほうにのりをつけて置き、折り返す部分を取ってカットする。
しっかり折り返して、(折り返す前に背の裏には裏打ちした別の布を張っておく)貼り、ラシャ紙をしっかり貼り付ける。これで完成。